交野病院 信愛会脊椎脊髄センター
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概要
信愛会脊椎脊髄センターは、年間1000例以上の脊椎脊髄疾患手術を実施しております。日本脊髄外科学会の技術指導医が5名在籍しており、症例数・指導医数いずれも脳神経外科施設としては国内最大規模です。当センターの特徴は脳神経外科と整形外科のハイブリッド施設である点です。学際的領域である当該分野において総合的な診療を提供しています。また、難治性疼痛外来を設置しており、一般的なアプローチでは軽快の得られない患者に対してより専門的な診断と治療を提供しております。
研修指導医
研修責任者:氏名 上田茂雄 (日本脊髄外科学会技術指導医)
指導医:
・氏名 寳子丸 稔(日本脊髄外科学会技術指導医)
・氏名 佐々木 伸洋(日本脊髄外科学会技術指導医)
・氏名 福田 美雪(日本脊髄外科学会技術指導医)
・氏名 豊嶋 敦彦(日本脊髄外科学会技術指導医)
・氏名 小原 次郎(日本脊髄外科学会技術認定医)
・氏名 大塚 宗廣(日本脊髄外科学会技術認定医)
・氏名 宮本 貴史
・氏名 黒田 昌之(日本整形外科学会専門医)
学術活動
当センターでは、学術活動も活発に行っています。各種学会や研究会での発表、論文執筆に積極的に取り組むとともに、企業とのインプラント開発や受託研究等も行っています。
教育プログラム
当センターは、システマチックな教育・指導体制を確立しております。後期研修医に対しては脳神経外科専門医取得に必要な基本的診療の実践や学術活動を指導しております。希望者には脳神経外科専門医取得後に直ちに日本脊髄外科学会技術認定医が取得できる症例数、アカデミックスコア獲得までをサポートしております。アドバンスドコースとして、脳神経外科専門医取得後の学会技術認定医や技術指導医育成プログラムも有しており、国内留学の形でこれまでに多施設から受け入れており、多くの指導医を輩出しております。
研修の必修事項・到達目標
#1 脊髄脊椎疾患の学習
・脊髄・脊椎の解剖を熟知する
・診断に必要な病歴の聴取と画像診断の読影が可能となる
・代表的な脊髄脊椎疾患を学び、その概念、臨床的特徴、診断に必要な検査を理解する
・手術にて留意すべき合併症とその対策を学ぶ
#2 検査・手術手技の習得
・脊髄造影、神経根造影、椎間板造影などの検査と各種ブロック手技を習得する
・基本的な脊椎アプローチを理解し、その手技を習得する
・すべての手術の適切なアシストを行えるようになる
・基本的な手術の執刀を実践する
定期予定表
外来:月曜日から土曜日まで(スタッフのみ)
手術:月曜日から金曜日まで毎日(週20症例以上)
・入院症例検討:週1回多職種合同カンファレンス
当診療科のみならず、看護部、薬剤部、手術部、リハビリテーション科などが参加。症例提示などを含めて多くの学びがあります。
・術前症例検討:週1回(+随時ミニカンファレンスを実施)
・術後ビデオカンファレンス:月1回程度:未編集の手術ビデオでの勉強会