京都大学医学部附属病院 脳神経外科

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難治性てんかん患者への硬膜下電極埋め込み術における術後感染症合併のリスク因子

【1】「難治性てんかん患者への硬膜下電極埋め込み術における術後感染症合併のリスク因子」のご案内

研究課題名 「難治性てんかん患者への硬膜下電極埋め込み術における術後感染症合併のリスク因子」
研究目的 硬膜下電極埋め込み術に合併した術後の手術部位の感染症を、過去にふりかえって調査し、何が感染症の発症に影響を与えたかを解明するために本研究を行います。
研究概要 薬剤で治療することが困難なてんかん(薬剤難治性てんかん)患者さんへの硬膜下電極埋め込みはてんかんの原因となっている脳の部位を調べることに有用である一方、脳外科の手術を伴う負担の大きい検査です。重症な術後合併症の一つに感染症があります。今回我々は、患者さんの性別、年齢、埋め込み側、埋め込み期間、埋め込み電極数、埋め込みを行った季節、埋め込み期間中の抗生剤の使用、病理、てんかん手術の予後などと術後感染症との関係を調べ、それらのうちどれが術後合併症の発症に影響を与えたかを解明するために本研究を行います。
対象となる患者さん 1992年5月から2012年5月までに当院で施行された、薬剤難治性てんかんへ硬膜下電極埋め込み術をうけた患者さん

研究への参加辞退をご希望の場合

この研究に関して新たに患者さんに行っていただくことはありませんし、費用もかかりません。この研究では当科において既に管理している患者さんのデータを使用させていただきます。患者さん個人のお名前や、個人を特定できる情報は一切公表いたしません。
しかしながら、様々な理由により本研究への参加を辞退される場合には、遠慮なく担当医師へご連絡下さい。
本研究への参加は患者さんの自由意志であり、参加の辞退を希望されても患者さんが不利な扱いを受けることは一切ありません。参加を辞退される方は、下記の担当医師へご連絡下さい。

平成26年4月

【お問い合わせ】
京都大学大学院医学研究科 脳神経外科
電話番号 075-751-3695
担当医師:芝田純也