京都大学医学部附属病院 脳神経外科

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脳卒中

脳卒中とは、脳の血管の異常により、麻痺、言語障害、意識障害、頭痛などが生じることを指し、脳梗塞、脳内出血、クモ膜下出血に分けられます。いずれも、迅速な治療により、その後の後遺症や介護負担を軽減することが期待できますので、これらの症状を自覚した際は、すぐに医療機関を受診しましょう。

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脳梗塞MRI(左図),脳内出血CT(中央),クモ膜下出血CT(右図)

SCU (Stroke Care Unit:脳卒中ケアユニット)

2012年に6床のSCUを開設し、24時間365日、緊急手術を含めた脳卒中急性期治療を提供しています。脳圧管理、血管内冷却による体温管理、持続脳波モニタリングなど、ICU(集中治療室)に準じた高度な医療が可能です。
脳卒中治療に習熟した医師(脳卒中専門医、脳神経外科専門医、神経内科専門医、救急専門医)が常駐し、看護師、薬剤師、専任リハビリテーションスタッフなど、多職種が参加する合同カンファレンスを定期的に開催し、チーム医療を実践しています。
急性期医療から回復期リハビリテーションへスムーズに移行できるよう、地域医療連携室を通じて、常に情報交換を行っています。

入院患者紹介:月~金 毎朝
SCUカンファレンス:週1回