医療関係者の方へ
京都大学脳神経外科では、“For the Patient(患者さんのために)”を旗頭に、治療困難な脳神経疾患に対する最新の外科的治療を十分なインフォームド・コンセントの上で実践しています。
当科では、保険診療で認められている水準を越えた先進医療に含まれる診断・治療を行い、実績をあげています。具体的には、以下の通りです。
- 特定疾患ウイリス動脈輪閉塞症に対する外科的治療
- 脳血管内手術(塞栓術、拡張術、血管形成術、ステント留置術、脳動脈瘤治療用flow diverterなど)
- 悪性脳腫瘍に対する新たな放射線療法併用化学療法 と遺伝子診断に基づく抗癌剤感受性の評価
- 脳磁図を用いた脳機能局在の術前評価
- 硬膜下電極埋め込みによるてんかん焦点の同定および脳機能局在の評価
- 覚醒下手術による脳腫瘍手術、てんかん焦点切除手術
- 高磁場MRI装置による脳機能画像診断
- 術中3T-MRIを用いた脳腫瘍手術
- 移動型CTを用いた経鼻下垂体手術
- ハイブリッド血管撮影手術室での治療困難な血管障害に対する手術
- 内視鏡を用いた低侵襲脳腫瘍手術
(左)移動型CT、(右)ハイブリッド血管撮影室
ご紹介いただく患者さんは、京大病院の紹介初診患者予約システムの利用をお勧めしています。詳しくは病院ホームページ、もしくは地域医療連携室(075-751-3110)でご確認ください。
また、緊急を必要とする患者さんのご紹介は、脳神経外科病棟(075-366-7776)病棟医長 までご連絡ください