京都大学医学部付属病院 脳神経外科交流センター

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大津赤十字病院

大津赤十字病院は672床を有する滋賀県の中核病院です。大津市中心部に位置し、最寄り駅は京阪京津線上栄町とJR大津駅で、京都からのアクセスも良好です。大津市中心部から北部が主な対象地域であり、大津市医療圏における救急搬送の40%を占める年間7000台の救急車を受け入れています。
脳神経外科と脳神経内科で「脳卒中当直」を組んでおり、一次脳卒中センター(PCS)コア施設に認定されています。脳卒中のうち、くも膜下出血と脳出血、機械的血栓回収例を脳神経外科が担当し、科の年間入院約450例のうち、200例が脳血管障害です。頭部外傷症例も多く150例の入院があります。
実働スタッフは、脳神経外科指導医2名と専門医2名の4名で、脳神経血管内治療医が3名、脳血栓回収療法実施医が1名、脊髄外科認定医兼脊椎脊髄外科専門医が2名、神経内視鏡技術認定医が2名在籍しており、オールラウンドに診療を行っています。脳卒中当直の一部は非常勤医に協力してもらっており、1人あたり月に3回程度担当することになります。
手術は、動脈瘤や頚動脈血行再建は血管内治療を行うことが多く、機械的血栓回収も増加傾向です。脳出血は主に内視鏡下に行っており、経蝶形骨洞手術も耳鼻科と合同で内視鏡下に行っています。手術顕微鏡はZeiss Penteroで、ナビゲーションはMedtronic Stealth Station S8、血管撮影装置はPhillips Azurion 7と最新機器が整備されています。術中モニタリングはMedtronicの機器で生理検査技師の協力下に行っています。
京都から滋賀県南部に居住希望で、脳神経専攻医としての早い段階において脳卒中、頭部外傷等に対する基本的な診療技術を身に着けたい、脳神経外科および脳血管内治療専門医取得後に実際に手を動かして腕を磨きたい、ブラッシュアップしたい、内視鏡手術をしたい、といった先生方に当院はマッチしていると考えます。
脳神経外科としてのキャリアを当院でスタートして基礎診療技術を身に着け、後に脳神経外科講座の教授として羽ばたかれた先生が何人もいます。

リンク

ウェブサイト
https://www.otsu.jrc.or.jp/departments/cranial_nerve/