市立長浜病院
長浜市は、羽柴秀吉が城下町として整備し、北国街道や琵琶湖水運の要衝として発展しました。現在は、長浜城や戦国時代の史跡などの歴史的文化遺産に加え、黒壁スクエアを中心とした旧市街再生が進み、多くの観光客が訪れる滋賀県内最大の観光都市です。
市立長浜病院は長浜市、米原市からなる滋賀県湖北医療圏(人口約15万人)の中核病院の1つです。昭和19年に開設され、平成8年5月に現在地に新築移転しました。
当院は、県下で初めての脳卒中集中治療病床(SCU)を開設しました。日本脳卒中学会により一次脳卒中センター(PSC)に認定され、令和5年4月にコア施設の認定を受けました。脳血管内治療専門医が複数在籍し、血管障害は血管内治療での対応も多くなっています。頭蓋内腫瘍に対する開頭術、下垂体腫瘍に対する経鼻内視鏡手術、軟性鏡を用いた神経内視鏡手術も施行します。
回復期病床、療養病床を併設しており、急性期から途切れることなく診療を継続することができる利点があります。
脳神経外科全般の診療を通じて、提供できる医療を確実に行い、湖北医療圏の診療向上に貢献できるよう努力しています。