彦根市民病院
彦根市立病院は、琵琶湖の東岸に位置し、東海道新幹線米原駅から車で約10km、名神高速道路の彦根ICから約7kmと、地方の病院ではありますが、交通の利便性に恵まれています。
近年では年間200〜300件程度の手術を行っており、血管障害に対する外科手術や血管内治療、脳腫瘍に対する外科治療、放射線療法、化学療法、内視鏡手術、三叉神経痛や顔面けいれんに対する微小血管減圧術、外傷手術など、幅広く脳神経外科診療に対応しています。また脳神経内科と連携して、SCUを運営しており、急性期主幹動脈閉塞に対する血栓回収術にも注力しています。来院からtPA投与や血管内治療開始までの対応時間は、県内でもトップクラスの速さを誇ります。さらに当院の特色として、脳神経外科および内科のスタッフの年齢層が若く、活気にあふれた職場環境が挙げられます。
当院は地方の病院であり、大都市の病院のように豊富な症例数があるわけではありませんが、専攻医を含めた若手医師が積極的に手術に参加し、実際に手を動かす機会を多く設けています。少人数制のため、一人当たりの症例経験は充足しており、指導に十分な時間を確保することができています。また、若手医師が臨床活動に専念できるよう、クリニカルパスの整備や業務のルーチン化を積極的に進めています。さらに、夏季休暇や有給休暇の取得を奨励しており、働きやすい職場環境づくりにも力を入れています。