京都医療センター
国立病院機構京都医療センターは、伏見稲荷大社や醍醐寺、城南宮などで有名な、京都市の南東部にある人口約27.8万人の伏見区の中央部にあります。600床38診療科を有し、京都市にある4ヶ所の3次救急施設のひとつで、南京都の救急医療を支えており、基礎研究や臨床研究を行う臨床研究センターや、附属看護助産学校を併設しています。脳神経外科の手術件数は200件/年前後と、それほど多くありませんが、クリッピング術や脳腫瘍摘出術といった比較的大きな手術症例の割合が高いのが特徴で、小児・機能脳外科以外のほとんどの脳外科疾患の手術をカバーしています。脳血管内手術も未破裂脳動脈瘤に対するフローダイバーター設置術など、積極的に行っています。最新式の手術顕微鏡が2台あり、ハイブリッド手術室や強度変調放射線治療装置IMRTなどが整備されています。手術は、外来や救急当番で受け持った主治医が執刀を行い、本人がgive-upしたり、指導医が必要と判断した場合のみ途中交代する方針を原則としています。手術指導は、脳卒中の外科指導医や脳血管内指導医が行います。このため、若手医師が2〜3年でメジャー手術を習得できる可能性のある機会を得ることができます。また、国立病院機構 (NHO) ネットワーク共同研究などを活用した臨床研究や、基礎研究にも力を入れており、科研費やAMEDなどの研究費も獲得していますので、臨床研究や症例報告、さらには望めば基礎研究の論文執筆の機会を得ることができます。スタッフは2024年11月現在6名で、女性医師も在籍しています。京都医療センターでは、新しいスタッフを募集しています。特に若いスタッフが足りません。また、メジャー手術の習得を希望する、やる気のあるDrも歓迎します。見学も常時受け入れています。
リンク
ウェブサイト
https://kyoto.hosp.go.jp/html/guide/medicalinfo/neurosurgery/main.html